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大工さんの話 |
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大工さんというのは、家を造る過程で一番長く携わる職人さんです。 のんびりペースで3ヶ月余り、ハイスピードで2ヶ月余りでしょうか。 工事工程の半分以上を現場で仕事をしています。
以前は、家の造りはすべてを棟梁が取り仕切って、 棟梁が弟子を複数連れて面倒をみる・・・という徒弟制度的な仕組みもほとんどなくなって、 今は一つの職種として工事に携わっています。
構造的な計算も昔の大工さんは、柱や梁の組み方やどんな大きさにするかなどを考えることは棟梁の役目でした。 今は、構造的な部分は建築士が決めます。
こういった変化に伴って、大工さんの仕事内容も変わってきました。 住宅の木の刻みは、一本一本大工さんが刻み、木の癖を見ながら据える場所を考えながら“い・ろ・は・・・”と印をつけていた光景が見られました。 大工さんの腕の良し悪しによって建物の精度が変わっていました。 でも、今はプレカット工場で加工したものを大工さんが現場で組み立てるようになりました。
例えば ドア枠は、昔は大工さんが一つ一つかんなで削って造っていましたが、 今は既製品を組み立てます。
つまり、一から加工する場面が少なくなり半加工されたものを組み立てる、 取り付ける、微調整をすることが大工さんの仕事になりつつあります。
大工さんの腕を競う場面がすくなくなって来ており、腕の良い大工さんがどんどん少なくなってきて、 「大工」という言葉だけが残って、その仕事の内容を変えるところまで変化しつつあります。 |
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