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秋葉原無差別殺傷事件 |
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秋葉原無差別殺傷事件は、安全な暮らしが当たり前の日本で起きた事にショックを受けた。
犯人の事件を起こした背景は、多分公表されることはないと思われるが、 この事を正しく知ることで、将来の安全な日本の社会を維持していけるのではないかと思う。
アメリカのデール、カーネギーの本の一節を思い出した。 人間は、何を欲しがるか? 1.健康と長寿 2.食物 3.睡眠 4.金銭及び金銭によって買えるもの 5.来世の生命 6.性欲の満足 7.子供の繁栄 8.自己の重要性 めったに満たされないものがある、8番目の“自己の重要性”がそれで、 フロイトの言う“偉くなりたいという願望”であり、 デューイの“重要人物たらんとする欲求”である。 心理学者ウィリアム.ジェームスは、「人間の持つ性情のうちでもっとも強いものは、 他人に認められることを渇望する気持ち」という。 ニューヨークの警視総監だったマルルーネーは、 「近頃の青少年の犯罪者は、まるで自我の塊のようなものだ。 逮捕後、彼らの最初の要求は、自分を英雄扱いにして書きたてる新聞を見せてくれということだ。 自分の写真が、スポーツの名選手、映画やテレビスター、有名な政治家などの写真と一緒に載っているのを眺めていると、 電気いすに座らされる心配などは、はるかかなたへ遠ざかってしまう。」
秋葉原事件の犯人もネットの書き込みに ワイドショーを賑わせることを示唆した事を書き込んでいるのを見ると、 これに近いものを持っていたように感じる。
自己の重要性を満たす行為は、誰にも日常的にある。 称号を欲しがったり、人から敬意をもってもらいたい、自分の名前に箔を付けたいなど色々だ。 しかし、自己の重要性を満足させる方法が間違っていると殺傷事件のような事を引き起こすのでないだろうか。 だとしたら、こういう人間に育てない為に我々大人はどうしたら良いか、という事を考えて子供や人と接しなくてはならない。
カーネギーが書いているのは、 “他人の真価を認める”のは、日常生活では非常に大切な心がけであり、ついおろそかになりがちであ。 子供が学校から良い成績をもらって帰ったり、初めてのケーキがうまく焼けたり、 小鳥の巣箱がつくれたりしても、励ましの言葉をかけてやる事はなかなかない。 子供にとって親が示してくれる関心や、賞賛の言葉ほどうれしいものはない。 “心から賛成し、惜しみなく賞賛をあたえよう”と書いている。 素直で誠実な評価を与えることが出来る大人になることが第一歩なのかもしれない。
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